ダイエットに運動が必要な理由

ダイエットに食事制限は欠かせないものです。

しかし、だからといって食事制限にだけに頼ったダイエットをしていればダイエット成功率が低くなるだけでなく、思わぬ弊害を引き起こして自ずと太りやすく痩せにくい体質になってしまう可能性が高いです。

これではせっかくダイエットに挑戦して減量しても成功したとは言えません。

そこで、そうならない為にも食事制限だけに頼ったダイエットの弊害を説明していきながら、なぜ運動が必要なのかを説明していきたいと思います。

 

 

ダイエットといえば食事制限と運動がまず思い浮かびますが、皆さんはダイエットを始める際にどちらを選びますか?

おそらく、まずは食事制限から始めてみようという方が多いのではないでしょうか?

中には「健康に気遣って運動を」と考える方もいるかもしれませんが、毎日の仕事に追われてクタクタになった後に運動しようなんて余裕がある方は少ないでしょう。

そのため、食事制限に頼ったダイエットを行う方が多いのも致し方ないことなのかもしれません。

 

しかし、食事制限に頼ったダイエットで成功したという方はどれくらいいるのでしょう?

実はダイエット自体、そんなに成功率が高くはないのです。

巷では多くのダイエット方法やグッズが溢れかえっており、多くの方が挑戦しているのでさぞかし成功している人が多いのだろうというイメージはあるのですが、アメリカでの統計によるとダイエットの成功率は驚くような数値で、何と95パーセントもの方が失敗しています。

 

また日本ではアメリカのような統計の発表はありませんが、ダイエット経験者の多い日本においてもその数値はおそらく大差はないと考えて間違いないでしょう。

そしてこの成功率の低いダイエットで、その方法として最も多く用いられているのが食事制限なのです。

この事実から考えるとダイエットは成功しづらい、食事制限によるダイエット法の成功率は決して良くないという事実がお分かりになるかと思います。

 

食事制限によるダイエットが成功しないわけ

それでは食事制限によるダイエットの成功率が低いのには何か理由があるのでしょうか?

その理由には次のようなものが挙げられます。

  • 食事量が少ないために満腹感を味わえない。
  • 満腹感を感じられないためにいつも空腹感を感じてしまう
  • 食べれないことでストレスを感じてしまう

 

つまり食事制限によるダイエットは、食べれないことに対してどれだけ我慢ができるのかが成功への鍵となってきます。

短期間で終わるようなダイエットならばいざ知らず、何10kgも落とす必要がある肥満体型の方の場合は、長い期間が必要となってくるために途中で挫折してしまうことも少なくないというわけです。

 

しかも、ダイエットに成功したとしても

  • リバウンドで前よりも体重が増加した
  • 筋肉量が落ちた
  • 健康状態が悪くなった

 

など多くのデメリットも発生するのです。

この2つの事実から考えれば、食事制限だけに頼ったダイエットがいかにナンセンスなダイエット法なのかがお分かりになるかと思います。

 

ダイエットに運動は欠かせない

それではどうすればいいのか?ということになってきますが、着目してもらいたいのがもう一つのダイエット法である運動です。

運動が無理だから食事制限に頼っていると言われる方もいるかもしれませんが、食事制限だけに頼ったダイエットに効果がなく、デメリットが存在する事実を考慮すればそんなことも言ってられませんよね。

 

ダイエットにおいて食事制限は必須事項です。

しかし、ダイエットを成功させるためには、食事制限と運動をうまく両立することによってこそ、効果的かつ効率的なダイエットが行えるという事実を知っておかなければならないのです。

なぜ運動が必要になってくるのかという点ですが、食事制限による体重減少の正体についてよく理解してもらいながら、運動の必要性について説明していくことにしましょう。

 

食事制限で体重が減るメカニズム

食事制限ダイエットの場合、一日に必要なカロリー数よりも少なめのカロリー摂取を行うことによって、その足りないカロリーを体内に蓄積した脂肪で賄うことが可能となってダイエット効果を実現します。

これが食事制限によるダイエットメカニズムの正体です。

 

しかし、ここで注意しなければならないのが、摂取カロリーが少ないからといって、直ぐに体内脂肪が代替えエネルギーとして利用されるわけではないという点です。

人間の体が必要なエネルギーを食事以外のものから得る際には、

「糖」→「たんぱく質」→「脂肪」

の順になります。

ですから、まずは糖やたんぱく質がエネルギーとして利用されて、最後に体内脂肪の出番がやってくるというわけです。

そしてここで注目しなければならないのが、2番目にエネルギーとなる「たんぱく質」です。

 

実はこのたんぱく質の正体は筋肉です。

 

つまり、食事制限だけのダイエットに頼れば、脂肪が減少するとともに、確実に筋肉量を減少しているということなのです。

また体内の糖の蓄積量は少ないために、直ぐに次の順番がやってくるので、たんぱく質がエネルギーとして使用される比率はかなり高いものとなってくることが想像できます。

一般的には食事摂取によるカロリー数を制限すれば、その代わりとしてエネルギーに用いられるのは体内脂肪だと考えられているようですが、それは間違いだということなのです。

 

筋肉量が減ることによって起こる弊害

もはやダイエットの原則となっているため知っている方は多いかもしれませんが、ダイエットの基本はできるだけ痩せやすい体質を作ることにあります。

痩せにくい人がいくらダイエットを頑張ったとしても、思うような効果が発揮されることはありませんから、効率的かつ効果的なダイエットを行うためには痩せにくく太りやすい体質を痩せやすく太りにくい体質に改善することが重要です。

 

そこで重要となってくる痩せやすい体質つくりですが、これには筋肉量が大きく関係してきます。

基本的には「痩せやすい体=基礎代謝機能が高い」という図式が成り立つのですが、この基礎代謝機能と筋肉量には密接な関係があるのです。

 

基礎代謝とは、私たち人間の生命活動によって生じるエネルギー消費を指します。

そして1日に体内で消費されるエネルギーの内訳は、この基礎代謝と活動誘発体熱産生(身体活動代謝)、食事誘発体熱産生の3つとなるのですが、この中でエネルギー消費の大部分を占めているのが基礎代謝で、その割合は総エネルギー消費の60~70パーセントに当たります。

 

基礎代謝は活動誘発体熱産生(身体活動代謝)のように体を動かすことによってエネルギー消費が発生するわけではなく、ジッとしていても体が勝手に多くのエネルギーが消費されるので、ダイエットを行う人にとっては決して無視することのできない大きな味方となってきます。

何もしなくても大量のエネルギー消費が見込めるわけですから、こんなに嬉しいことはありませんよね。

 

そしてここで問題となってくるのが筋肉量です。

この基礎代謝のうち、約40パーセントもが筋肉によって消費されているのです。

ですから筋肉量が多ければ基礎代謝は上がり、筋肉量が少なければ基礎代謝が落ちるという事実が浮き彫りとなってくるわけです。

 

効率的なダイエットを行うには、この点はとても重要なポイントとなってきます。

ですから、この事実を知れば、食事制限によって筋肉量が落ちることが痩せやすい体を作るためにいかに大きな妨げになっているのかがお分かりいただけると思います。

 

また、筋肉がエネルギー源とする大半が脂肪です。

よって、食事制限のみのダイエットは筋肉量を大幅に減らしてしまうというデメリットが発生するので、継続すればダイエットの目的である体脂肪を減らすという目的をスムースに行えなくなるという大きなデメリットを更に生み出すこととなるわけです。

 

ダイエットに運動が欠かせないわけ

以上のことから、食事制限だけに頼ったダイエットを行うことは筋肉量を減らすこととなるので、仮に体重が減ったとしてもそれは体脂肪が減ったのではなく、筋肉が減ったことによる体重減少であることも多々出てくるというわけです。

食事制限によってダイエットに成功した人の体脂肪率を測ってみると、驚くような体脂肪を計測することも珍しくありません。

これは俗に言う「隠れ肥満」という部類に入るのですが、体重自体は平均なのに体脂肪率が高い人の場合、お世辞にもキレイな体型を維持しているとは言えません。

 

ダイエットを目指す人はスリムでキレイな体を目標に始められる人がほとんどです。

しかし、ダイエットの結果が、筋肉量が少なく、体脂肪が多く残ったままの締まりのない体では体重が減ったとしても決して成功したとは言えませんよね。

 

それに筋肉量が落ちている状態では、基礎代謝の悪い、いわゆる太りやすく痩せにくい体質となってしまっているために、リバウンドの可能性がとても高いのです。

よってダイエットを行う際には、食事制限だけでなく、筋肉量を維持するための運動が必須となってくるのです。

 

ダイエットに食事制限は必須ですが、それだけは今回説明したように多くの弊害を抱えることとなります。

ですからこの点を十分に理解して、ダイエットを行う際には、食事制限と運動を並行しながら痩せやすく太りにくい体質改善に取り組むようにしてくださいね。

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