ホクロの呪術除去が保険適用になる理由は癌のリスクがあるため

ホクロ、漢字では「黒子」と書きますが、昔から大きなホクロが目立てばあだ名に使われるくらいにしか感じていなかったことでしょう。

しかし、年齢とともにホクロが増えていくと、次第にそれは見過ごすことのできない「病気」であるとも言えるのです。特に顔に増えやすいホクロ、その恐ろしさについて簡単に説明していきます。

なぜホクロはできる?

ほくろの発生原因にはいくつか種類がありますが、その最たるものは「紫外線」です。

人間の肌は紫外線を浴びることでダメージを受けるのですが、肌が黒くなるのはダメージではなく、むしろ紫外線から肌を守るための防御手段なのです。

メラニン色素を作り出すことで肌を守っているのですが、メラニン色素を作り出している「メラノサイト」が活性化しすぎたり、何らかの刺激を受けることでホクロが形成されるのです。

通常、メラニン色素が作り出されても肌のターンオーバーが正常に働いていれば次第に肌の色は元の肌色に戻っていくのですが、ホクロや色素が沈着してしまった「シミ」は元に戻らないのです。

厳密に言えばシミはきちんと対策をすればある程度は素人でも直すことができるのですが、ホクロはそうは行きません。

私も物心付いた時から右頬にある大きなホクロとは30年の付き合いです。一度出来てしまえば、そのホクロとは基本的には一生の付き合いをしなければなりません。

ホクロは手術で除去することが可能

できたホクロとは一生付き合い続けなければならないのか、と言えば、実はそうでもないのです。

お金とちょっとした時間さえあれば、ホクロは手術によって除去することが可能なのです。

一昔前までは切除手術が主流でしたが、技術が進歩した現代においてはレーザー治療によるホクロの除去が可能となっています。

知り合いにも一人、顔にできた大きなホクロをレーザー治療で除去した人がいますが、「痛みもあまりなく、簡単にホクロとお別れできた」と喜んでいました。

私はトレードマークのようなものとして一生付き合っていくつもりですが、実はそれにも落とし穴が付きまとうのです。

それについては後ほど詳しく説明していきます。

なお、ホクロの除去も手術である以上、気になるのは「保険が適用されるのか」という点です。

健康保険は基本的に「治療目的」でなければ適用されないのですが、ホクロ除去の場合、除去するホクロがどのようなものであるかによって保険が適用されるかどうかが分かれます。

もし、保険が適用されるのでしたら是非とも除去するべきなのです。

ホクロの中には「がん」が紛れているかも

なぜホクロの除去が保険の適用対象があるのかといえば、それが「必要な治療」と認められるからです。

つまり、それを放置していると何かしらの健康被害があるということですが、ホクロの場合はこれが厄介なのです。

ホクロの中には「メラノーマ」と呼ばれる種類に分類されるものがあり、これが何かといえば「がん」なのです。

皮膚がんの一種であるメラノーマは、皮膚がんの中でも「悪性黒色腫」に分類されるもので、がん細胞の増殖スピードが早く、他の場所に転移しやすいという恐ろしい特性を持っています。

単に他の場所にホクロが増えるという話ではなく、リンパなどの深い場所までがん細胞が転移する恐れすらあるのです。

厄介なのは、素人目では普通のホクロとの区別がつきにくい点で、見分けるコツとしてはメラノーマの特徴である「増殖スピードの早さ」であり、ホクロが急激に大きくなっている場合はメラノーマである可能性が高いです。

また、「ホクロの形がいびつである」「痒みや出血が見られる」といった点もメラノーマの特徴です。

もし、リンパにまで転移してしまうと全身の臓器に転移する可能性も十分考えられるので、可能な限り早期に治療を行う必要があります。

これも一筋縄ではありません。メラノーマの場合は単なるホクロ除去手術ではなく、あくまでもがんの治療になるので除去した後も抗がん剤の投薬などが必要になります。

早期に治療を開始するほど治療も容易になりますので、「ただのホクロじゃない気がする」と思ったら速やかに病院に行くことをお勧めします。

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