実は危険!髭を抜くと起きるトラブル

男性の中には髭を抜いて処理している人も多いのではないでしょうか。

お金をかけることなく、時間と毛抜きさえあれば誰にでもできる手入れ方法なので、髭剃り等を使わずに髭を抜くのは手軽なことでしょう。

しかし、髭をぬくことは実は重大なトラブルの原因となることも多いのです。どのようなトラブルが起こるのかを説明していきます。

髭が濃くなる可能性がある

髭を抜くことで後から生えてくる髭が太くなる可能性があります。髭も髪の毛と同じように血管から栄養を取り入れて成長します。

そのため、髭の毛穴にも毛細血管とそこから栄養を毛に送っている毛乳頭があるのですが、髭を抜くことで毛乳頭や毛細血管が損傷してしまうことがあるのです。

そうなったとしても再生をするのですが、再生の際に毛細血管はより頑丈に再生しようとすることがあり、そうなると血液に乗って行き渡る栄養がより多く流れるようになります。

髭を育てるための栄養が多くなる分、髭も太く育つようになるのです。髪の毛なら悪い条件ではないように思いますが、髭の場合は単純に濃くなるだけなのでよりこまめな手入れが必要になってしまいます。

毛嚢炎(もうのうえん)

毛嚢炎とは、髭を抜いた時に毛穴の中が傷つき、そこから細菌が侵入することで炎症を起こす病気です。

主に毛根の周囲が炎症を起こしたり、化膿することもあります。外見的には「ニキビ」のような見た目をしていて、毛穴の周辺が炎症によって赤みを帯び、毛穴の中は白い膿が溜まります。

症状が軽い場合には放置しておいても自然に回復することが多いのですが、炎症の程度が重い場合には相応の治療が必要になります。

髭を抜いただけと甘く見ているかもしれませんが、これも立派な炎症なのですから、きちんとした処置をしておかないと症状が重くなる可能性もあるのです。

場合によっては皮膚科の受診が必要になることもあるでしょう。

それでも炎症の治療として抗生物質の服用や軟膏の塗布で済むことが多いのですが、重度の場合はちょっとした切開が必要になることもあります。髭を抜いただけにしては大げさかもしれませんが、私も知り合いに毛嚢炎で手術をした人がいるので他人事のように思えないのです。

色素沈着が起こる

色素沈着というと肌トラブルの一種として認識している男性も多いでしょうが、髭を抜くことで色素沈着が起こる可能性があります。

髭の場合は紫や黒が一般的です。

まず紫ですが、これは「髭が濃くなる」の項目で話した毛細血管の損傷が関係していて、血液中のヘモグロビンが毛穴付近の皮膚に沈着することで起こります。

赤ではないのかと思うかもしれませんが、ヘモグロビンは酸素を失って沈着すると紫になるのです。

黒は肌トラブルとして有名なメラニン色素が原因です。

多くの人がご存知かと思いますが、メラニン色素は日焼けで肌が黒くなる原因であり、紫外線から肌を守るためのものであるという認識が強いかと思います。

しかし、メラニン色素は元々は肌を刺激から守るためのものであり、毛嚢炎のように炎症が起こった際の刺激によってメラニン色素が作られ、肌に沈着してい舞うのです。

特に定期的に髭を抜いている人は肌への刺激が大きくなり、色素が沈着しやすくなります

そうなると肌への色素沈着は重度のものとなり、完治するまでに時間がかかってしまいます。

埋もれ毛が起こる

髭は根元が太く、私たちが鏡で見える部分よりも根元は太いのです。

だからこそそう簡単には髭は抜けないのですが、これを抜くとどうなるか、答えは簡単ですよね。毛穴を無理に広げるような形で髭を抜くことになるので毛穴付近の肌は著しく傷つけられることになります。

とは言え、肌は再生をするのですが、この「肌の再生」こそが埋もれ毛の原因なのです。

肌が再生するスピードは、髭が伸びるスピードよりも早いので、毛穴を閉じるように再生してしまい、髭が肌に埋もれてしまうような形になるのです。

そこまで大事ではないように思うかもしれませんが、場合によっては炎症や色素沈着を起こす可能性があります。ひどい時にはちょっとした切開が必要になることも考えられます。

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