意外な落とし穴!活性酸素と体力の関係性

体力を維持するためにはやはり「運動」が必要です。

しかし、現代においては仕事が忙しくなり、なかなか時間が取れない人が大勢います。

だからといって普段は運動ができない分、出来た時間では激しい運動をして取り返そうとしていませんか?

それは逆に体力を低下させる原因になってしまうのです。体力の低下には様々な要因がありますが、今回はその中でも特に「活性酸素」について解説していきます。

激しい運動によって活性酸素が発生する

人間は酸素を取り込んで生きている以上、活性酸素は発生してしまいます。

特に激しい運動をすることによって大量の酸素が消費され、それだけ活性酸素は発生しやすくなります。

これは適度な運動法である「有酸素運動」よりも激しい運動である「無酸素運動」の方が活性酸素は発生しやすいのです。

毎日少しずつ運動するための時間があれば有酸素運動をすることができるでしょうが、人によっては短い時間でそれと同じだけの運動量をこなそうとする無茶な人もいることでしょう。

私も一時期、体力維持のために運動を始めたのですが、その当時はとにかく時間がなく、短時間で激しい運動を繰り返していました。

まあ、見事に体調を崩してしまったわけなのですけども、実は激しい運動を繰り返すことによって最終的には体力低下どころか、寿命をも縮めてしまうことにつながってしまうのです。

活性酸素の被害

活性酸素自体は、実はそこまで悪者であるということはないんです。活性酸素には「体内に侵入した細菌やカビなどの異物を排除する」という、免疫において重要な役割を果たすのです。

しかし、活性酸素が過剰に作られるようになるとその酸化力が強くなりすぎ、結果、攻撃しなくて良いはずの自分の体をも攻撃・酸化させてしまうのです。

攻撃された細胞はダメージを受け、場合によってはがん化することもあります。人間の体は細胞で作られているので、体中が錆び付いてしまうことになります。

血管に異常が起これば十分に栄養や酸素が送られなくなり、運動時に十分な酸素が供給されなくなります。体の錆び付きが進めば、それは「老化」という形で私たちに襲い掛かります。

アスリートが短命であるというイメージを持つ人が多いのは、そこに理由があるのです。正常に機能しないどころか、がん細胞化してしまえば急速に増殖し、体中に転移して気がついたときには取り返しのつかない事態に陥っていることも考えられます。

他人事だと思っているかもしれませんが、活性酸素は何もアスリートにだけ発生している固有の病気というわけではなく、誰にでも発生するのですから、皆さんも知らないうちに活性酸素に体を蝕まれているかもしれませんよ。

活性酸素の敵と味方

この活性酸素とうまく付き合うことこそが、体をいつまでも若く保つことにつながるのです。

そして、活性酸素を御することができるかどうかは、私たちの日頃の生活が大きく左右するのです。

まず、運動は前述のとおり激しい運動は控え、できるだけ毎日、有酸素運動を続けることです。適度な運動は過剰な活性酸素の発生を食い止めることができます。

次に抗酸化作用のある栄養を摂取することです。代表的なものは「ビタミン」や「ポリフェノール」が有名ですが、これらは体内で活性酸素を除去する働きがあります。

ここで注意したいのが「喫煙」です。

タバコを吸うことで体内でビタミンが消費され、活性酸素の除去が十分に行われなくなります。

また、ストレスを感じることで抗ストレスホルモンとも呼ばれる「副腎皮質ホルモン」が分泌され、その過程で活性酸素が発生します。

また、ストレスはビタミンの消費を増大させ、その他にも活性酸素を増加させる要因があります。結局、「健康的な生活習慣」としてイメージできる生活態度こそが、活性酸素の最大の敵なのです。

重要なのはそれを維持することです。いくら健康的な生活が良いからといって、無理な方法を続けることは困難です。

「数日間頑張るだけで一生活性酸素に脅かされることはない」なんてことはないのですから、まずは持続できる方法に限って行い、それを徐々に増やしていくことが重要です。

関連記事

ページ上部へ戻る