無理なダイエットでリバウンドが起こる理由・原因は?

ダイエットを行う人にとって一番心配になってくるのがリバウンドです。

ダイエットに成功してもリバウンドで台無しになったという話はよく耳にしますから、これは本当に切実な問題となってくるのです。

しかしリバウンドはその原因さえチャンと把握していれば防ぐことは可能なのです。

 

ダイエットのリバウンドとは?

リバウンドという言葉はダイエットを行ったことのある人にとっては聞きたいくもない言葉かもしれませんが、ダイエットを行う際にはこのリバウンドを克服して初めて成功したとも言えるので、ダイエットにおいてリバウンドは決して無視することのない存在です。

リバウンドとは、ダイエットを終えた後に体重がダイエットを始める前に戻ってしまうとか、それ以上に増えてしまう状況を言います。

 

しかし皆さんは何でリバウンドが起こるのか不思議に思ったことはないですか?

「何でリバウンドしてしまうのか?」という問題はダイエットを成功しても、リバウンドして、またダイエットに取り掛かるという過程を繰り返してしまう負のスパイラルに陥ったことのある人ならば、本当に深刻な問題となってくるでしょう。

 

実はこのリバウンドを引き起こす原因には、ホメオスタシスという体を守ろうとする機能が大きく影響しているのです。

それではこのホメオスタシスについて説明していきながら、何でリバウンドが起こってしまうのかについて説明していくことにしましょう。

 

リバウンドの原因であるホメオスタシスとは?

ホメオスタシスとは簡単に説明すると人間が健康な状態を維持するために備わった防御機能と言えるでしょう。

人間は基本的に健康に過ごして行けるように体を調整する機能を身につけています。

 

そして、そうしていけるのもこのホメオスタシスのおかげといっても過言ではないのです。

例を挙げて説明すると、体温が上がると人は汗をかきます。これは上がった体温を汗として体外に放出することで体温を下げようとするホメオスタシスが働いたものです。

 

また他にも、細菌やウイルスが体内に侵入してきた際に排除しようとする免疫機能や、傷になった部分にかさぶたができるなど負傷した部位を治そうとする治癒機能もホメオスタシスの機能なのです。

ですからホメオスタシスとは体に危険がない場合には一切活動することのない機能で、何か異常が起こった場合のみに発動する機能というわけなのです。

 

そこでこのホメオスタシスがリバウンドにどのように影響しているのか?という点ですが、これは体重減少を危険と察知することによって発動することとなります。

ダイエットによって急激な体重変動が生じた場合にそれを元に戻そうと発動するのです。

 

そのメカニズムについて説明すると、体がいくら肥満体型であろうとも、その状態が長く続けばホメオスタシスはそれが普通の状態だと認識します。

ですから急激に体重の減少が進めばホメオスタシスは、それを食い止めようと活動を始め、まずは脂肪吸収率を高めようとします。

摂取する食事量が少なくても、その中から極力脂肪として体に取り込もうとするのです。

 

そして次が基礎代謝機能の低下です。

基礎代謝でエネルギー消費の大部分を占める筋肉量を減らし、基礎代謝機能を低下させて極力エネルギーを使用しないように働きかけます。

この2つの働きを稼働することによって、体を太りやすく痩せにくい状態へと変化させるのがホメオスタシスのメカニズムです。

 

ダイエットを行う人がよく経験する停滞期と呼ばれる時期が発生するのも、このホメオスタシスの働きによるものです。

この時期は全く体重減少がなくなるので、ダイエットを諦めてしまう人も少なくないでしょう。

 

しかし、このホメオスタシスの機能は少し期間をあけることで機能しなくなります。

体重の減少が異変ではないと認識すれば機能を働かせる必要はなくなるのですから、ホメオスタシスが今の状況は体に異常を起こしたわけではないと認識すれば活動を停止するというわけです。

 

それには1ヶ月という期間が必要となります。

そしてこの1ヶ月という期間がリバウンドに大きく影響してくることになるのです。

 

ホメオスタシスが働いている状態は太りやすく痩せにくい状態だと申しましたが、ダイエットを終えても体がこのホメオスタシスの影響下だった場合、どういった事が起こるでしょうか?

ダイエット後は食事量は元に戻すでしょうし、それまで禁じていた間食も取るようになるでしょう。

ホメオスタシスが働いている状態で十分な栄養を摂取するということは、「さあ、十分な栄養を与えますから、どんどん太ってください」と言っているようなものです。

つまり脂肪吸収しやすく太りやすい状態で通常の食事を取ることで、過分な脂肪吸収が起こってしまい、その結果肥満化してしまうというわけなのです。

 

これがリバウンドの正体です。

 

 

ホメオスタシスは1ヶ月という期間を持てばその影響はなくなります。

ですからリバウンドを避けたダイエットを行うには、1週間とか10日間というような流行りの短期ダイエットは止めて、ゆっくりと時間をかけたダイエットに取り組む必要があるというわけなのです。

関連記事

ページ上部へ戻る