知っておきたい!育毛剤がどのようにして髪を育てるのか?

育毛剤は、読んで字のごとく「毛を育てる」という意味を持ちます。

薄毛に悩む人にとっては藁をも掴む思いで使い始め、多くの人がその効果を実感しています。

しかし、どのようにして育毛に効果を発揮しているのかを知っておかなければ、時には損をしてしまうこともあります。今回は育毛剤の効果について解説していきます。

保湿によって頭皮環境を改善する

薄毛の原因の一つに、頭皮が乾燥していることが挙げられます。頭皮に適度な水分が存在することで外部からの刺激を抑えることができますが、頭皮が乾燥していれば肌トラブルの原因となり、薄毛を進行させてしまいます。

多くの育毛剤では保湿に効果のある成分を配合し、頭皮環境を改善させる効果があります。主な成分としては「ヒアルロン酸」が有名ですが、海藻や植物のエキスの中にも保湿効果のあるものは多いです。

頭皮の炎症を抑える

頭皮が炎症することで頭皮環境を悪化させ、薄毛を進行させてしまいます。

育毛剤の多くは抗炎症作用のある成分を配合し、頭皮の炎症を改善することで頭皮環境を改善し、育毛の土台を作り上げます。主な成分としては「グリチルリチン酸2K」などが挙げられます。

頭皮の血行を良くする

髪の毛も栄養をもってして成長するため、元になる栄養が不足すれば太く健康的な髪の毛を作ることはできません。

過剰なダイエットによる栄養不足もその原因となりますが、十分に栄養を摂取していてもそれを全身に運ぶ血液の流れが滞ってしまえば意味がありません。

育毛剤の多くは頭皮の血行を促進させて頭皮全体に十分な栄養を送り出すための条件を整える効果のある成分を配合しています。

育毛剤においては「ミノキシジル」という成分が血管拡張作用を用いた血行促進成分として育毛剤「リアップ」などに用いられていましたが、数多くの副作用があることから危険視されていました。

最近ではミツイシコンブから発見された天然成分である「M-034(海藻エキス)」がミノキシジルと同等の血管拡張作用がありながら副作用のない安全な成分として注目されています。

男性ホルモンに働きかける

薄毛の原因として男性ホルモンの一種である「DHT(ジヒドロテストステロン)」の働きが挙げられます。

この物質は「テストステロン(これも男性ホルモンの一種です)」という物質が還元酵素によって変化したもので、皮脂の過剰分泌やタンパク質の合成阻害などによって薄毛を進行させてしまいます。

主に頭頂部と前頭部にだけ作用し、いわゆる「AGA(男性型脱毛症)」の原因物質であるとされています。育毛剤の中にはこのDHTの発生を抑える働きのある成分を配合し、AGAの改善に効果を発揮させています。育毛剤「プロペシア」の主成分である「フィナステリド」にこの働きがあるのですが、ミノキシジルと同様に数多くの副作用が報告されている成分です。

最近の育毛剤には同様の働きがありながらも副作用のない天然成分である「オウゴンエキス」や「ヒオウギエキス」を配合しているものが多いです。

なお、DHTの発生を抑制するのは男性ホルモンではなく、それを変換する2型5αリダクターゼの働きを阻害することで成されます。

成長因子に働きかける

前述の成分は、主に頭皮環境の改善によって髪の成長を阻害するものを排除するというプロセスで育毛効果を発揮していました。

しかし、それだけでは薄毛の原因が頭皮環境の悪化ではない人、つまり髪を育てる力が衰えたことによる薄毛の改善には効果がなく、薄毛の進行を食い止めるのに効果が期待できるにとどまります。

現在、一部の育毛剤では頭皮環境の改善はもちろん、髪の毛の成長を促進する働きを助けることで育毛効果を発揮するというプロセスを持つものが登場しています。

こういった育毛剤は成長因子に働きかけるだけでなく、頭皮環境を改善する働きを持つ成分も配合しているため、薄毛に悩む人の多くに効果があると言えます。

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