薄毛の大まかな原因についてまとめてみた

若い世代であってももはや他人事ではなくなってきた「薄毛」、もう少し専門的な言い回しをすれば「脱毛症」という言葉を使うことができるように、薄毛になるのは病気レベルの恐ろしさを持つのです。

風邪の原因が多岐にわたるように、薄毛の原因も多岐にわたり、同じような薄毛に苦しむ人が何人かいても、その原因はまさに十人十色なのです。脱毛症の原因についておおまかにまとめてみました。

牽引性脱毛

ここからは外因的な薄毛の原因について紹介していきます。

牽引性脱毛は、文字通り牽引、つまり引っ張ることで起こる脱毛です。

髪の毛を引っ張るのはそんなに機会が多いものではないと思うかもしれませんが、女性の場合は髪が長い人はそれを括ったり結んだりして髪をまとめますが、これは髪の毛を引っ張っていることと同じなのです。

これを長期間継続する、つまりは同じヘアスタイルを続けることで髪が抜けやすくなります。髪が短い男性にはあまり馴染みのない脱毛です。

瘢痕(はんこん)性脱毛

瘢痕とは簡単に言えば「傷跡」のことであり、それによって毛包が傷ついて髪が生えてこなくなる脱毛症です。

瘢痕ができる要因としては「切り傷」「潰瘍」「火傷」などがあり、仕事柄どうしても頭を傷つけやすい人がなりやすい脱毛症です。

脂漏性脱毛症

脂漏性脱毛症は、皮脂が過剰分泌されて毛穴が詰まり、そこに雑菌が繁殖して炎症を起こし、頭皮環境を悪化させることで起こる脱毛症です。

内因的な場合もありますが、多くの場合は皮脂の取りすぎによるものです。

これは洗浄力の強いアルコール系シャンプーなどで1日に何回も洗髪する場合に起こりやすく、「髪を洗ってるのにフケや痒みが治まらない」という人の場合は脂漏性脱毛症を患う可能性が高いです。

これは、洗浄力が強すぎることで必要最低限の皮脂まで根こそぎ洗い流してしまい、不足した皮脂を補うために皮脂を多めに分泌させてしまうことが原因です。

男性型脱毛症

ここからは内因的な薄毛について説明していきます。男性型脱毛症は、その名のとおり男性に起こりやすい脱毛症で、一般的に頭頂部と前頭部に薄毛が進行する脱毛症です。

その反面、後頭部と側頭部は薄毛の進行がほとんど見られません。男性型脱毛症の原因は男性ホルモン(厳密には男性ホルモンが体内で作り替えられた場合)であり、これが頭頂部と前頭部に作用しやすいからそのような薄毛の進行が起きるのです。

治療法としては、主に男性ホルモンを作り替える還元酵素の働きを阻害することを目指します。

栄養不足による脱毛

髪の毛も栄養をもってして成長するものであり、栄養が不足しては髪の毛も健康的に育つことはできません。

栄養が不足する原因としては過剰なダイエットによる栄養の摂取不足か、きちんと食べている場合でも血行が悪いことで頭皮まで十分に栄養が行き渡らないということが考えられます。

この場合、同時に頭皮環境も悪化するため、薄毛は頭皮全体に進行しやすい傾向にあります。

円形脱毛症

脱毛症の中では特に知名度が高く、その名のとおり円形に脱毛が起こる病気です。

突然、円形に一気に髪が抜けるという特徴を持ちます。その原因はストレスが関係しているとされていますが、詳しいことは分かっていません。

ストレスの原因となるものを取り除けば自然に髪が生えそろうことが多いですが、原因が特定できない場合は医師の診断を受けるのが良いでしょう。

膠原(膠原)性脱毛

膠原性脱毛は、免疫の異常によって引き起こされる脱毛です。

自己免疫疾患である「膠原病」が基礎疾患であり、頭皮の細胞と細胞を結びつける組織に炎症を起こすことで薄毛が進行します。

薬が原因の脱毛

抗がん剤のように、薬の一部には副作用として薄毛が進行するものがあります。

何かの薬を常用している場合に薄毛が起きるのであれば、医師に相談してその薬の服用を停止して大体の薬を処方してもらうのが有効です。

その他の内因性の脱毛

内因性の脱毛症はその原因が外因性に比べて多岐にわたり、病気や生活習慣など、様々な要因が考えられます。

場合によっては一つの要因が他の薄毛の要因を作り出し、薄毛が更に深刻化することも考えられます。

ちなみに筆者の親族には「甲状腺疾患」によって脱毛が起きたことがあります。

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