用途に合わせた「かつら」のいろいろ

一般的に「かつら」と聞くと、薄毛をごまかすための方法としての認識が強いです。

帽子のように既製品しかないと思ったら大間違いで、用途に合わせて様々な形態で販売されています。

若い世代には馴染みのないかつらですが、いつそのお世話になるかわからないのですから、今のうちに知っておいても損はありませんよ?

本格的に薄毛を隠す医療用かつら

薄毛の原因は多岐にわたりますが、その中には抗がん剤の使用による副作用なども含まれます、病気による薄毛の場合は頭皮に対して負担や刺激を与えないようにするのが重要な要素を持ちます。

そこで、医療用のかつらのステータスとしては頭皮への刺激を抑える作りや通気性の良さを確保した作りになっていることが多いです。

また、見た目に関してはおしゃれさよりも「自然に見える」ことが重要であり、毛髪だけでなく分け目の部分にもこだわり、より自然な見た目を目指しています。

筆者も一度見たことがありますが、その見た目は本当に自毛と変わらず、それを一気に脱いだ時にはびっくりしました。

みなさんも機会があれば医療用のかつらの精巧さを体験してみると良いかと思いますが、知らなければ本当にかつらを装着しているとは思えないほど精巧に作られています。

ただし、精巧な分、一般的なかつらに比べるとコストがかかるというデメリットもあります。

また、自然な見た目を演出し続けるためにはこまめなメンテナンスも必要で、それにもコストがかかってしまいます。

おしゃれのためのかつら

かつらを装着する理由は、薄毛を隠すだけではありません。

主に女性に多いことですが、「おしゃれ」目的のためにかつらを装着することも少なくありません。

「ウィッグ」というと、おしゃれ目的のためのかつらを指すことが多いです(ウィッグ自体がかつらの英語表記であるため、医療用のかつらもウィッグではあるのですが)。その目的は見た目の自然さよりも派手さや美しさを重視しています。

手軽にヘアスタイルを変更するのに役立ち、髪の長さや髪質にか関わらずにあらゆるヘアスタイルを楽しむことができます。

その目的の関係上、女性の利用者が圧倒的に多いですが、男性の中にもヘアスタイルを楽しむ目的でかつらを購入することは少なくありません。

値段もどちらかといえば医療用よりは安価で購入できます。

かつらの販売形態

かつらの販売形態は、衣服と同じようなものであると言えます。

大きく分けて「既製品」「セミオーダー」「オーダーメイド」の3種類があり、順にコストも高くなっていきます。

選び方としては、かつらに対してどれほどのクオリティを求めるかによります。

気軽にヘアスタイルを楽しみたい、おしゃれ目的の場合は既製品で十分でしょうし、コストが安いので複数のかつらを購入して全く違ったヘアスタイルをいくつも楽しむことができます。

自然な見た目や付け心地の違和感を気にする場合はオーダーメイドがお勧めです。一人一人の頭の形や自毛の髪質などを考慮して一からかつらを作るタイプなので、より自然な見た目を演出することができます。

周囲にかつらを装着していることがバレたくない、高品質なかつらを求めるのであればオーダーメイドが良いでしょう。

しかし、かつらに限らずオーダーメイドはコストがかかります。そこで、ある程度は自然な見た目を犠牲にしてもコストを抑えたいのであればセミオーダーがお勧めです。

既にかつらの本体が出来上がっているのは既製品と同じですが、購入後にプロの手によって調整を行うため、既製品をそのまま装着するよりも自然な見た目を演出することができます。

大量生産できる既製品から選ぶことになるので、既製品の購入代金+調整代金がかかることになり既製品を購入するだけに比べるとコストがかかりますが、一から作るオーダーメイドに比べるとはるかに値段を抑えることができます。

どれも一長一短であり、かつらに対してどれほどの願望が有るかによって選ぶと良いでしょう。

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