知っておきたい!水虫の厄介な特徴 間違ったケアは悪化の原因に

皆さんは「水虫」についてどれくらいの知識を持っているでしょうか。

数年前の筆者のイメージとしては「足にできる」「かゆみを伴う」といった感じで、他にも様々な認識があるでしょうが水虫には知っておかないと後々トラブルの原因になるような特徴が数多く存在するのです。

そこで今回は、水虫の持つ厄介な特徴について解説していきます。

水虫は間違ったケアで悪化しやすい

近年、ドラッグストアの出店によって薬を購入することが身近になっています。

病院に行かなくても、簡単な症状なら薬で治してしまえるようになり、技術の進歩に伴って数多くの症状に対する薬が開発されてきました。

その中には水虫の治療に効果的な薬品もあり、その種類も費を追うごとに増えてきています。ドラッグストアに行けば、ふと目にする機会も増えてきたのではないかと思います。

薬はかなり身近な存在となりつつありますが、それが逆に怖いとも言えます。水虫に対してその治療に効果のある薬品を正しく使えれば問題ないのですが、もし間違った治療法を用いてしまった場合には治療どころか、悪化させてしまう可能性もあるのです。

水虫を悪化させる薬としては、ステロイド系の抗炎症作用のある軟膏です。「とりあえず軟膏塗っとくか」みたいな感じで深く考えずに軟膏を塗ってしまえば、水虫の原因である「白癬菌」を活性化することになり、余計に水虫を悪化させてしまう可能性もあります。

逆に、水虫だと思って抗真菌薬である水虫の治療薬を塗っても、水虫ではない、つまりカビが原因ではない病気である場合には効果を発揮しません。

しかも、水虫の治療には数ヶ月の時間を要する必要があり、白癬菌は目には見えない上に角質の奥まで侵入しているため、素人では水虫が完治したかどうかを判断できず、再発の恐れもあります。

市販の薬でも水虫は治せますが、本格的に治療したければ皮膚科医の力を頼るのが良いかと思われます。

水虫は感染力が強い

水虫は「皮膚感染症」の一種であり、原因菌である「白癬菌」が皮膚の角質層まで侵入し、餌となる角質のケラチンを代謝しながら増殖し、水虫の症状を引き起こします。

感染症である以上、水虫は感染します。皮膚感染症は接触感染が多いのですが、水虫の場合は直接の感染以外にも関節接触でも感染するのです。感染症の原因となる菌などは、皮膚から離れた場合には餌となるものが存在するかどうかで生存が決まり、餌がない場合には死滅しますから関節接触の感染はほとんどありません。

水虫の場合、白癬菌の餌はケラチンであり、垢にも含まれているため垢がはがれ落ちることで白癬菌も一緒に皮膚を離れ、そのまま垢のケラチンを餌に生き延び、他の人がそれに触れることで白癬菌に感染するのです。

足の水虫の場合、素足で歩くことで床に垢が剥がれ落ち、そこを素足の別の人が通ることで皮膚に接触、白癬菌の侵入を許してしまいます。

床以外にも靴下やタオルなど、皮膚と触れる機会のあるものであれば感染の媒介となる可能性があります。素足で歩くとなると自宅以外にもスポーツジムや温泉施設など、素足や裸になる機会のある施設であれば不特定多数に対して感染する恐れもあります。

水虫は「足」以外にも発症する

一般的に水虫は「足」にできるという認識が強いですが、水虫は皮膚感染症であり、皮膚であればどこにでも発症する可能性があります。

それでも基本的には足に出来やすいのは、靴を履くことで蒸れやすい足の裏は、カビの一種である白癬菌にとって繁殖しやすい部位なのです。

しかし、白癬菌の角質層への侵入を許してしまえば、足以外にも体中に水虫の症状は現れます。発症する部位ごとに名前も異なり、手に出来る場合は「手白癬」、頭に出来る場合は「しらくも(白いフケが大量に発生する様子から)」、体感部にできる場合は「ぜにたむし(円形に広がる丘疹が「貨幣」に見えるから)」などが挙げられます。

特に服で隠れる部分は蒸れて白癬菌が繁殖しやすく、強いかゆみを伴うことが多いです。

関連記事

ページ上部へ戻る