体力維持に効く食べ物 卵の誤解 1日1個でなく3個前後が良い?

数多くの栄養をバランスよく含んでいることから「完全栄養食」との呼び声も高い食材である「卵」、健康を維持して体力を衰えさせないためにも毎日食べたい食材であると言えます。

しかし、実のところ多くの人が卵に対して誤解をしている可能性が高いのです。今回は、間違えやすい卵の知識について解説していきます。

カロリーはそこまで高くない

卵に対して「高カロリー」であるという認識を持っている人がいるのですが、卵は1個あたり約90キロカロリーであり、これはごはん1杯(160gとすると)の約3分の1に相当します。

つまり、3個食べてようやくご飯1杯と同等のカロリーであるとうことになります。

この数字だけを見れば対してカロリーは高くないようにも思えますが、それでも「卵はカロリーが高い」と誤解している人は少なくありません。

これについては以下のように考察してみました。

まず、卵は単体で食べることもありますが、複数の食材を用いて作る料理の材料としても広く用いられますし、ケーキなどの洋菓子の材料にも使われます。

こうした料理の多くはカロリーが高いものが少なからず含まれており、卵が使われている印象が強ければそれだけ卵が高カロリーであると勘違いしているのかもしれません。

「卵たっぷり」と聞くと、美味しそうですが高カロリーである印象も少なからず受けるのではないかと思います。

次に、卵が高コレステロール食材として有名であることから、「高コレステロール=高カロリー」というイメージを持っているのかもしれません。

また、「卵は1日1個まで」ということを信じていると、それだけでカロリーが高いという印象を受けているのかもしれません。

何にしても、卵本体はそこまで高カロリーな食材ではありませんから、ダイエット中の方でも安心して召し上がってください。

コレステロールは高めだが

前述しましたが、卵は高コレステロール食材であることは間違いありません。

しかし、「卵を食べる=コレステロール値が急上昇する」ということはないのです。

何かの記事で見かけたのですが、卵のコレステロール値の高さは、ウサギを用いて実験したのだとか。確かにウサギのコレステロール値は高くなったのですが、草食動物であるウサギと私たち人間では、コレステロールの吸収には差があるのです。

そのため、高コレステロール食材である卵を食べても、その全てが吸収されるわけではないのです。

高コレステロール食材だからと、忌み嫌う必要はないのです。ただし、他にもコレステロールが高い食材を食べるのであれば、ある程度は控えておいたほうが良いでしょう。

「1日1個」は間違い?

さて、「1日1個まで」というのを長年信じてきた人も少なくないでしょう。

実を言うと筆者もこの記事を書くまでは10年ほど前に祖母に言われたことを信じて卵は1日1個までと決めていたのです。

これは卵1個半ほどで1日の摂取コレステロール量に相当することなどが根拠となっているのですが、前述のとおり食べたもの全てのコレステロールが吸収されるわけではなく、食べ方にさえ注意していれば卵を2個以上食べても体調を崩すようなことはないのです。

最近の主張では、卵を1日3個前後食べるのが良いようです。

卵3個あたりのカロリーは約270キロカロリーであり、それだけで1日の必要なタンパク質の約40%を摂取できるのです。

私たちの体を正常に保つために必要不可欠なタンパク質、卵1個食べるだけで10%以上を摂取できるのです。

もちろん、卵は「必須アミノ酸」、「ミネラル」、「ビタミン」を幅広く摂取でき、カロリー対比だけでなくコスト面でも非常に優れている食材であると言えます。

一般的な食品スーパーであれば10個入りの卵1パック200円前後で買えることでしょうから、3個でも60円前後です。

毎日60円で健康を手に入れると考えれば、缶コーヒーを我慢するだけで簡単に捻出できる費用です(むしろお釣りが来ます)。

体力を維持するためにはタンパク質をはじめとして幅広い栄養を摂取することが重要となります。卵は、それを手軽に実現できる、まさに「完全栄養食」の名前に恥じない食材であると言えます。

卵では摂取できない栄養とは?

しかしながら、卵だけ食べていれば良いかといえば、その限りではありません。

卵では摂取できない栄養として挙げられるのは「食物繊維」と「ビタミンC」ですから、食べ合わせとしては野菜が最も相性が良いと言えます。

加熱調理ではビタミンCが失われます(厳密には異なりますが)から、生野菜サラダを食べれば卵では摂取できない栄養を補えることになります。偏った食生活を矯正するのに役立つでしょう。

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