意外な落とし穴?男性だと濃くなりやすい、けど勘違いしやすい体毛

一般的に、わき毛や胸毛といった体毛は、男性の方が濃くなりやすい傾向にあります。

これは性ホルモンが関係するのですが、髪の毛などの体毛には関係しないのが普通です。

しかし、中には性ホルモンが関係するのに関係しないと勘違いされやすい体毛もあり、それらは場合によっては手入れをする必要があります。どのような体毛があるのでしょうか?

「男性ホルモン=体毛を濃くする」は間違い

一般的に「男性ホルモンは体毛を濃くする」という認識が強いものと思われます。

実は、これは厳密には間違っているのです。

なぜなら、「体毛」と一括りにすると、毛髪を含めた全ての毛が対象となりますが、男性ホルモンの影響を受けるのはその一部に過ぎません。

簡単に説明しますと、体毛は主に「性毛」と「無性毛」に分かれるのですが、男性ホルモンが影響するのはこのうち「無性毛」だけなのです。

そして、髪の毛や眉毛、手足の毛は無性毛に分類されるので、男性ホルモンの影響を基本的には受けることはありません。

そして、性毛にはさらに「両性毛」と「男性毛」に分類されます。これは、男女ともに生えるのか、それとも男性固有で生える体毛なのかという分類となり、両性毛にはわき毛や陰毛があります。

一方、男性毛は種類が多く、髭や胸毛といった男性固有の体毛が分類されます。男性ホルモンは、男性毛だけでなく、女性にも生える両性毛にも影響を及ぼします。

女性であっても男性ホルモンは作られるのですが、基本的に男性よりも分泌量が少なく、それでわき毛は男性よりも薄いのですが、何かしらの理由でホルモンバランスが崩れるとこれらの体毛が濃くなる可能性はあります。

もみあげは男性ホルモンの影響を受ける?

もみあげは髪の毛の一部ですから、基本的には「無性毛」に分類され、男性ホルモンの影響は受けないはずです。

しかし、男性の中にはもみあげが濃くなる人が少なくありません。これは、もみあげが髭に近い性質を持っていることに由来すると考えられ、男性ホルモンが多いほど濃くなる傾向にあるとされています。

実際、もみあげから顎鬚にかけてU字になっている人も少なくありませんし、イメージできないことはないでしょう。

眉毛は男性ホルモンの影響を受ける

前述のとおり、眉毛は無性毛に分類される体毛ですから、これも男性ホルモンの影響は受けないはずです。

しかし、実際には男性の中に眉毛が濃くなる人は少なくありません。まだ詳しい研究結果は出ていないものの、少なからず男性ホルモンの影響を受けているものと推測されます。

注意すべきは、胸毛やわき毛と異なり、人目につきやすいということです。胸毛もわき毛も上半身の服で隠すことができますが、顔の一部分であるもみあげも眉毛も基本的には隠しませんから、人の目に触れやすくなります。

そのため、場合によってはこれらの体毛が濃くなっている人は手入れをしなければなりません。

髪の毛も男性ホルモンの影響は受ける?

前述のとおり、髪の毛は無性毛ですが、部分によっては男性ホルモンの影響を受けるのです。

髪の毛のうち、頭頂部と前頭部に関しては男性ホルモンの影響を受けやすいです。ただし、今までに説明してきた内容とは異なり、基本的に薄くなりやすい傾向にあります。

種明かしをすると、基本的に男性ホルモンに髪の毛を薄くする働きはないのですが、これが体内で別の男性ホルモンに作り替えられることで急激に薄毛を促進してしまうのです。

ただし、髪の毛全体に影響を及ぼすということではなく、この変質した男性ホルモンは頭頂部と前頭部に影響しやすく、後頭部と側頭部にはあまり影響しないのです。

このタイプの薄毛を一般的に「AGA」とか「男性型脱毛症」と呼ぶのです。

なお、前述のとおり女性にも男性ホルモンは分泌されるので女性でもAGAを発症する可能性はあります。」

基本的には体毛を濃くする男性ホルモンですが、無性毛である髪の毛には作用せず、変質して初めて髪の毛に作用するようになります。

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