カルシウムは疲れにくい体を作るための意外な栄養素

皆さんは、「カルシウム」と聞いて「体力」を思い浮かべるようなことがあるでしょうか?

多くの人はまず思い浮かばないことでしょうが、実はカルシウムは体力に対して決して無関係ということはないのです。

人によっては画期的に体力の低下を改善することになるかも知れない「カルシウム」について解説していきます。

直接に体力を増加させる働きはない

冒頭で述べたように、カルシウムは体力に関係する栄養であると言えます。

しかし、実のところカルシウムを摂取することで体力が増加するかといえば、そんなことはないのです。カルシウムは、体力とは別の「ある分野」において大いに活躍し、それが結果的に体力の維持につながる可能性があるということになります。

人それぞれに効果は異なるでしょうが、特定の人にとっては救世主的存在になる可能性も否定できません。

カルシウムの持つイメージが体力に関係

冒頭で述べたように、カルシウムのイメージとして「体力」を思い浮かべるような人はまずいないでしょう。

では、カルシウムと聞いて浮かべるイメージとして挙げられるとしたら、筆者としては「ストレス」と「骨」なのではないかと思います。

「イライラしてるね、カルシウム足りてないんじゃないの?」

とか、

「カルシウムは骨を丈夫にするから」

といった話を今までに聞いたことがないという人はまず、いないのではないかと思います。

実際にカルシウムの働きとしては「健康な骨や歯を作る」とか「神経の興奮の抑制」が挙げられますが、

特に興奮の抑制が大きく関わってくるのです。つまりは「ストレス」ですね。

人は何かしら精神的な負担を感じると、交感神経を活性化させて体の各臓器を臨戦態勢にします。

要は「何が起きても対応できるような」状態にするのです。それだけ聞けば何も悪いことはないかもしれませんが、臨戦態勢は非常に体力を使う行為です。

リラックスしている状態に比べて、消費する体力は桁違いになります。そんな状況が続けば、何もしていなくてもエネルギーを消耗してしまいますし、満足に休むこともできないでしょう。

ここで登場するのがカルシウムです。カルシウムは神経の興奮を抑えることでストレスを緩和することができますが、これは脳がきちんと管理していて、ストレスなどの状況に応じて消費したり蓄積したりします。

そのため、カルシウムを摂取していないことがそのままストレスにつながることはありませんが、カルシウム摂取量が不足している状態でストレスを感じ続ければ、貯蓄先である骨からカルシウムを取り出すことになり、いずれは在庫が尽きて「骨粗しょう症」になる可能性もあります。過剰摂取は避けるべきですが、毎日きちんと摂取しておきたい栄養であると言えます。

カルシウムを多く含む食材

カルシウムの代名詞というと真っ先に「牛乳」を思い浮かべる人が多いですが、その加工品である「チーズ」の方が100gあたりの含有量では勝ります。

全食材(水分量の少ない乾物等を除く)の中ではプロセスチーズや桜えびがカルシウム含有量が多く、これらは100g食べるだけで1日の推奨摂取量をクリアすることができます。

ちなみに牛乳だけでカルシウムを摂取しようと思った場合、500~600mlは飲まなければなりません。

難しい話ではありませんが、保存の観点からもチーズの方が手軽であると言えます。

ただし、チーズの中でも「クリームチーズ」や「カッテージチーズ」は牛乳よりもカルシウム含有量は少ないので注意が必要です。

ちなみにベジタリアンの人であれば、「パセリ」や「モロヘイヤ」、「アーモンド」がカルシウム含有量が多く、これらの食材であれば1日250g~300gで推奨摂取量をクリアできます。

なお、「カルシウム=魚」というイメージを持つ人が多いですが、これは桜えびやワカサギ、いかなご等の一部の魚介類が主流で、タラやさんま、アジなどの食べる機会の多いであろう魚介類では1kg食べても1日の摂取量には満たないのが現状です。

「魚を食べてるからカルシウムは足りてる」というのは誤った認識なので、毎日のように食べている魚があれば一度はその栄養について調べておいたほうが無難ですね。

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