疲労回復に効果的な食べ物ニンニクについて

皆さんは、「スタミナアップ」「疲労回復」と聞くと、真っ先に「ニンニク」を思い浮かべるのではないでしょうか?

現在では数多くの食べ方があるので、様々な場面でニンニクを口にする機会があるのではないでしょうか。

しかしながら、あの小さなカケラにどうしてそのような力があるのか、今回はニンニクの効能について解説していきます。

疲労回復に効果的な「ビタミンB1」

疲労回復に効果的な栄養としては「ビタミンB1」がその代表格となります。

「疲れている」という状態は、「エネルギーが不足している状態」であると言えます。

ビタミンB1自体はエネルギー源ではないのですが、主に糖質をエネルギーに変える働きを持っています。

つまり、エネルギー源になる栄養をいくら摂取しても、ビタミンB1が不足していては意味がないのです。言うなれば、糖質を「缶詰」だとすれば、ビタミンB1は「缶切り」だと言えます(最近は缶切りがなくても開けられる缶詰も多いですが)。ビタミンB1が不足することによってエネルギーの生産が十分に行われず、疲労を感じてしまうのです。

もちろん、エネルギー源となる糖質などが不足しても同じことですが、現代の食生活において糖質が不足することは希ですし、不足するとすればビタミンB1の方が確率は高いです。

疲労回復、体力維持のためには積極的にビタミンB1を摂取しておきたいと言えます。

ビタミンB1は摂取が難しい

しかしながら、ビタミンB1は摂取が難しい栄養であると言えます。

ビタミンB1はそこまで珍しい栄養だということはなく、豚肉などの普遍的な食材に多く含まれています。

しかし、摂取したビタミンB1は過剰な分が尿と一緒に排泄されてしまい、多くを体内に残すことができない栄養であると言えます。

つまり、常に摂取し続けることが有効であると言えますが、さすがに毎食、豚肉を食べ続けるのは骨が折れます。

とは言え、一度に摂取したビタミンB1は過剰な分が排泄されてしまうため、時間帯によっては不足してしまう栄養であると言えます。その結果、エネルギーの生産が不十分となり、疲労を感じてしまうのです。

ニンニクの栄養「アリシン」の働き

ここで、ニンニクがどうして疲労回復に効果的であるかという話になります。

ニンニクには通常の状態で「アリイン」という栄養を持っているのですが、これが切る・潰すといった外部からの刺激によって「アリシン」という栄養に変化します。

このアリシンはビタミンB1と結びつくことによって「アリチアミン」という成分に変化します。この成分はビタミンB1と異なり、長期間体内に残るという特性を持っています。

また、腸からの吸収率が高く、体内でビタミンB1に戻るという特性もあり、単純にビタミンB1を摂取するよりも疲労回復において効果的であると言えます。

しかも、ニンニクの場合はアリシン(アリイン)だけでなく、ビタミンB1も含まれているため、ニンニクを食べれば自動的にアリチアミンを摂取できるということになります。

ただし、ニンニクのビタミンB1含有量(100gあたり)は豚肉の5分の1ほどしかないため、含有量の多い豚肉と一緒に食べることで効率良くビタミンB1を運用することができます。

アリシンは臭いの原因

しかし、このアリシンという栄養は欠点もあります。

皆さんはニンニクと聞くと「臭い」というイメージを第一に浮かべるのではないでしょうか。

ニンニク料理を食べたあとは口臭がひどいでしょうし、CMでも「ニンニク料理を食べたあとは~」といった口臭対策商品の謳い文句を聞く機会も多いことでしょう。

元の成分であるアリインは無味無臭の成分なのですが、これがアリシンに変化することであのニンニク特有の強烈な臭いを生み出しているのです。

口臭対策商品を購入するのも良いですが、牛乳や緑茶によって口臭を抑えることができます。ニンニクと一緒に口にする必要があるため、現実的に考えれば緑茶が良いのではないかと思います。

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